インフルエンザに効果的な薬のリレンザ。タミフルの異常行動は一時期、話題となりましたよね。このリレンザが、効くことは確かだと思いますが、安全面では大丈夫なんでしょうか?副作用も事前に確認して正しい服用方法でインフルエンザを治しましょう。

リレンザの画像

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リレンザは予防効果もある?

リレンザはインフルエンザの治療薬として使用されることが多い薬です。インフルエンザA型とB型の場合に効果があり、発症してから48時間以内に吸入を開始すると、つらい症状を早い時期に改善することができます。
リレンザは予防薬としても使用されます。予防薬の場合は、感染した人に接触してから36時間以内に吸入を開始しなくてはなりません。吸入するとずっと効果があると感じますが、実際はリレンザを服用している期間のみ効果があります。吸入をやめると再び感染する可能性が高くなります。
リレンザは予防薬になりますが、一般の人には処方されないことが多いです。処方されるには条件があり、持病があり、感染するとリスクを伴う可能性が高い場合に処方されます。主に65歳以上の高齢者、腎機能障害患者、慢性呼吸器疾患や慢性心疾患がある人、糖尿病などの代謝性疾患がある人が対象となります。また、受験期の場合、家族に感染している人がいるときは処方されることもあります。どちらも保険がきかないため自費での購入となります。
予防効果があるリレンザは、使用方法が治療目的の場合と若干異なります。治療目的の場合は、1日2回5日間の吸入となりますが、予防の場合は1日1回10日間となります。10日間のみ予防効果があるので、間違えないようにすることが大切です。
インフルエンザは、薬を使用しない場合でも1週間程度で症状が軽くなっていきます。ですが、長い期間、高熱が出ていることが多く、体力の消耗が激しいため、症状が軽くなった後も元の生活に戻るには時間がかかることがあります。
適切に抗インフルエンザ薬を使用することにより、症状が軽くなるだけでなく、予防効果も期待できます。予防として使用したい場合は医療機関で相談すると良いでしょう。

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リレンザが効かないインフルエンザもある?

リレンザは、グラクソ・スミスクライン社により販売されている、ザナミブルを有効成分とした吸入式の抗インフルエンザ薬です。同じ吸入式の抗インフルエンザ薬にイナビルがありますが、イナビルは10歳未満の子供に投与できないのに対し、リレンザは5歳以上であれば投与できるというメリットがあります。
インフルエンザウイルスが増殖する際に、ノイラミニダーゼという酵素の働きで他の細胞へと感染を拡げていきますが、この酵素の作用を阻害することでウイルスの増殖を抑えこみます。
このため、ノイラミニダーゼを持つA型とB型インフルエンザに対しては効果を期待できますが、ノイラミニダーゼを持っていないC型インフルエンザには効きません。
C型インフルエンザは流行頻度が少ないインフルエンザで、一度罹患することで免疫ができ、以降は感染の心配はありません。高熱が出ることは稀で症状が軽いため、罹患したことに気づかず治癒することも少なくありませんが、稀に肺炎や気管支炎などを併発し重症化することがあり注意が必要です。C型インフルエンザに効果のある抗インフルエンザ薬は存在しないため、栄養を十分に摂りしっかりと休養することが望まれます。
リレンザの効果を期待できるのは、発症から48時間以内とされ、それ以降の投与は効果が低くなります。吸入式のため即効性に優れますが、すぐに解熱しない場合もあります。これは投与の時点で既にウイルスが増殖していたためで、投与後ウイルスが死滅するまでは引き続き投与する必要があります。また、解熱後も2日から3日程度はインフルエンザウイルスを保有していることがあるため、感染者を増やさないよう外出は控えると共に、重症化しないよう休養することが重要となります。

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